masamiyu’s diary

飲食店社員15年。接客ノウハウやあるあるを紹介

飲食店でのアレルギー対応は難しい!?

飲食店で働いているのにお魚と卵がアレルギーのまさみゆです。


さて、今回はアレルギー対応について。

みなさん、食物アレルギーってご存知ですか?

この言葉自体、ひろまったのは最近ですよね?

アレルギーをお持ちの方は外食って大変だと思います。

私もその一人。

今はアレルギー表示が強化されていますが、医学が発達した現在、思いがけない食材でもアレルギーの方がいらっしゃったりします。


そして、外食する時、それらの食材がはいっているかどうか。その確認はスタッフに聞いて確認してもらうしか方法がないのです。



調理人でもわからない事がある。

どうしてでしょうか?

これは各お店で全てを作っているわけではないから。

もちろん冷凍のものを使っている場合もありますし、ドレッシングや調味料はできたものを使っている可能性の方が高いからです。

また、それらの食材は複数のものを作っている工場が多く、粉末のものが混入したり工場スタッフの服についたり。どのタイミングで混ざってしまうかわかりません。

なので、各お店のスタッフが答える事が出来る内容は少なくなってきます。


アレルギーの知識をもったスタッフがいるか?


大きな飲食店だとアレルギーに対しての講習会や勉強会、さらには専門知識をもった栄養士さんが常駐している場合が多く、ある程度は対応可能です。

しかし、まだまだ飲食業界で専門的に行っている所は少なく、曖昧なまま答えてしまっているお店が多く見受けられます。

私はだいたい友達や上司などと食事をする際は迷惑をかけたくないので予約をしてからお店に行きます。

その時に必ず確認をしてから予約をします。

「卵と魚がアレルギーですので別の物に変更可能でしょうか?」

と、確認し、可能であればそのまま予約。

また、ご丁寧な飲食店様は「知識を持ったスタッフがいておりませんので対応を致しかねます。」とちゃんと断っていただけます。

正直に伝えてくれればこちらも対応の仕方が変わってくるので無駄に苦しい思いをしなくて済みます。

なのでご予約の際は専門知識を持ったスタッフがいるかどうかも確認してみてはいかがでしょうか?


フライパンなどのコンタミに注意!!


コンタミとはコンタミネーションの略で「混入」を意味します。

そして、飲食店でどういった場合に起こるか。

1.フライパンのコンタミ

アレルギー食材を調理した後、洗わずに使用する。

2.まな板のコンタミ

フライパン同様、洗わずに、もしくは洗いが足りず使用した場合

3.揚げ油のコンタミ

アレルギー食材を揚げた油で他の食材も揚げる
。飲食店のフライヤーは容量が大きく、様々なものを揚げるので油の入れ替えは2〜3日に1度の所が多いです。


まだまだコンタミが起こる可能性は沢山あります。
一つ一つを対応していくのは難しい事だとおもいます。コンタミは自己申告も大事な事だと思うのでしっかりスタッフに伝えましょう。

まとめ


いかがでしたか?

食物アレルギーは人の命に関わる問題です。

しかし、食を通して楽しんでいただく飲食店ではまだまだアレルギーに対して深くはありません。

しかし、急速に飲食店側も対応しているのは事実です。

どのような方でも楽しく安心できる食事空間をもっと作っていく事がこれからの飲食店のあり方だと思います。